idle Heroes

【アイヒロ】陣営別ストーリー 〜深淵編〜

ヒーロー伝記を元に、幽玄陣営のストーリーをわかりやすくまとめています。

深淵陣営

魔王クトゥグアが支配する深淵。悪魔や魔物が生息する陣営だが、中には地上で暮らしていた生物も存在する。

破壊を求める者・復讐を企む者・地上への侵略を企む者などそれぞれの思惑があるが、魔王への忠誠心は絶対的である。

基本的には統率が取れている陣営だが、光明陣営に敗北を続けており地上への侵略は成功していない。ゲーム内でも現れており、不遇の続く陣営である。

個別ストーリー

デラシウム


【ストーリー】
クトゥグアに仕える司祭。深淵領域に存在する未知の領域にデラシウム率いるパーティーは探索に行くことになる。そこには強力なモンスターが溢れ、デラシウム一行はなす術もなく全滅。しかしデラシウムだけは魂をエネルギー波に変えることで未知の領域最深部へ到達する。そこでデラシウムは自身のエネルギー波と深淵のエネルギーの融合に成功する。新しいエネルギーは彼を癒し、強力な悪魔へと変化させたのだった。

ナクア


【ストーリー】
深淵の暗殺者。ナクアは蜘蛛の糸を用い、世界の隅々まで情報を搔き集める。その情報量は国家を揺るがすほどで、信頼を得ると同時に脅威でもあった。それを恐れた上流階級の人々はナクアの権利を剥奪しようと試みる。ナクアは蜘蛛の糸を用い、上流階級の企みに気づき暗殺を決意する。しかしナクアの上司であるクリムが権利剥奪を阻止した為、ナクアは暗殺を中止する。ただナクアは狙った獲物を逃さない。次に自身を脅かした時は死体に変えると決意する。

クトゥグア


【ストーリー】
深淵の魔王であり最高指導者。溶岩の母によって育てられたクトゥグアは溶岩から溢れる魔力が生命源である。クトゥグアは溶岩から世界を観察していた。世界は興味深く、クトゥグアは世界に飛び出したいと思うようになる。しかし溶岩の母はそれを認めなかった。クトゥグアはそんな母を引き裂き吸収し溶岩から飛び出す事になった。世界はクトゥグアの玩具となり、手の届く範囲すべてを地獄の業火に変えた。クトゥグアは目を輝かせこう呟いた。「こんにちは世界よ!俺の最初の贈り物を楽しむのだ!」

スクライド


【ストーリー】
元・獣人部族『隼族』の族長。一族を繁栄へと導くため翻弄するが、エドガー率いる反抗勢力に破れ追放される事になる。怒りと憎しむに心奪われる元族長は、深淵から聞こえる謎の声に魅了される。謎の声に近くにつれ、自身の容姿は変貌していく。同時に心は邪悪に染まり、精神と意識は深淵によって剥ぎ取られていった。そして元族長はかつての姿を失い新しい生き物へと変貌する。それは「スクライド」と言う名の異形であった。

バトン国王


【ストーリー】
ドワーフ族のバトンは野心をもった若者だった。ドワーフ族の身体は頑丈だが、小さな身体と劣った魔法能力の為、闇の獣たちの玩具になっていた。バトンはそんな状況を改善すべく、『地下移住計画』を実行する。地下の天井は低く小さなドワーフにとって好都合で、闇の獣達から逃げる事に成功したのだ。その功績からバトンはリーダーとなりバトン王国が誕生した。そして国王となったバトンは地下都市で野望を実現すべく動き出す。

クロース


【ストーリー】
鍛治師。その腕は確かで、クロースの作る武器は値段がつけられないほど貴重な逸品だった。しかし変り者のクロースは依頼を受けて武器を作ることはない。まずは武器を作り、手にする資格がある者に武器を託したのだった。ある日クロースは傑作たる神器『ワイルドファイヤー』を作り上げた。強力な神器であったが、魂を火口にするために扱える者は現れなかった。そんな状況に嘆き失望したクロースでったが、ある日謎の人物がクロースの前に現れる。すると神器は激しく燃え上がったのだ。クロースはその瞬間「彼のために武器を作ろう」と決意する。

デントオリオン


【ストーリー】
深淵で最も有名なバーサーカー。デントオリオンは破壊的な獣で、常に対戦相手を探し続け野蛮な力で相手を押し潰す。そして死を恐れず、怯む相手を軽蔑し、戦士というものは戦場で死ぬ準備ができていると信じている。また降伏し慈悲を乞う者を嫌悪し、その臆病者を死ぬまで首を絞める。そんな狂戦士である。

マーガレット


【ストーリー】
貧困家庭に生まれたマーガレットは村長に売り払われ、呪われた儀式の生贄となった。10歳になった頃、マーガレットの肉体は変化を始める。肌は緑色に、頭には角が生え始めたのだ。そんなマーガレットに、村人達は同情する事なく容赦無い仕打ちを行う。それでもマーガレットは村人を喜ばせるために最善を尽くした。しかしそれでもマーガレットは否定され続け、ついにはマーガレットは崖から捨てられる事になった。マーガレットの叫びは、身体に宿る呪いに届き、呪いの主であるクリムが彼女を悪魔に変え生きながらえさせたのだった。

クリム


【ストーリー】
暗殺者連合の指導者。最高権力者に近い影響力を持つクリムは、ナクアやマーガレットなど様々な悪魔を部下に持つ。そんなクリムを権力者達は引き入れたいと考えているが、クリムは権力者争いに加担はしないと決めている。自らが中立を保つ事で、権力者の微妙な力関係の均衡を保てている事を知っているからだ。そしてクリムは忠義者でクトゥグアを崇拝している。クトゥグアもまたクリムの忠誠心を認めており、暗殺者連合の指導者の地位を与えているのだ。

女王


【ストーリー】
クトゥグアが誕生する前は、深淵の実質的なリーダーであった。溶岩の母がクトゥグアを宿すと、すぐ様その子が真の王である事に気づき、クトゥグアの意識と語り合う事に成功する。クトゥグアが溶岩から飛び出したいと願った際はその企みに加担した。そして王が誕生したとき、ひざまずき永遠の忠誠を誓う。深淵の女王としてクトゥグアの右腕として生きて行く事決意した。

バレア


【ストーリー】
巧みな戦術で数々の功績を挙げた戦士。デントオリオンのライバルであり相棒。かつてはデントオリオンとは馬が合わない間柄だったが、現在は互いに認め合っている。

ロードバロック


【ストーリー】
深淵に属する戦士や獣を束ねる長。鉄の拳で支配し、弱者は切捨て、強者には訓練を行い、軍隊として作り上げた。クトゥグアと合流し地上世界の侵略を始める。地上にはバロックに対抗できる勢力はなく破壊が続いた。最終的には光明陣営に敗れ、深淵に引き返すことを余儀なくされるが、地上の人々の心にはバロックの恐怖が刻まれている。

クエスタ


【ストーリー】
深淵地下深くに、体が岩でできた謎の生物が存在した。この生物は鉱山を食料としている。鉱山目的で共食いをするような種族だ。そんな種族のボスがクエスタだった。ある日クエスタは『魔水晶』と遭遇する。魔水晶を食らったクエストは大きく変化し、未知のエネルギーを手に入れた。新たな力を手に入れたクエスタは地上に進出するのであった。

ヒム


【ストーリー】
ヒムは魔法によって作られた灼熱の核を持つ戦争兵器だった。非常に強力な力を持っていたが、敵・味方を区別する知能がないのが欠点だった。ヒムを創造した魔導師は落胆し、核を抜き取りヒムを捨てる事にした。核を失ったヒムだったが、落雷による山火事で再び核を手にする事に成功した。兵器の暴走に対し討伐軍が結成される。討伐軍と対峙する事になったが、エネルギー不足により敗色濃厚。そんな中、ヒムの中に変化が生まれ新たな知能を手にする。そんなヒムは深淵に向かう事を決意する。