1983年に発売されたファミリーコンピューター(通称:ファミコン)から、現代のスマホゲームまで、ゲームの歴史は長く数多くの専門用語が生まれました。
今回の記事では、そのゲームに関する用語を紹介していきます。
あ行
■RPG
ロールプレイングゲームの略。
■アーケードゲーム/AC
ゲームセンターに置かれているゲーム機。主に家庭外にある業務用ゲームを指す。
■アップデート
内容を新しいものに変更する事。機能の追加やバグ修正などが行われる。
■アンロック
直訳は「鍵を開ける」。ゲームでは、一定の条件を満たせば解除される時に用いる。
■アシスト
手伝ってくれる事。
■アンリアルエンジン
有名なゲーム開発用ソフトウェア。このソフトから様々なゲームが誕生している。
■移植
同タイトルを別のハード機で発売する際に用いる。
■エディット
キャラクターなどを作る事。
■エフェクト
効果。影響。加工したもの。ゲームでは攻撃を当てた際に出る、風や衝撃を指す。
■FPS
一人称視点のシューティングゲーム。
■エンカウント
RPGなどでモンスターと遭遇する事。ロマサガのような敵が見えるタイプは『シンボルエンカウント』、ドラクエのような遭遇するまで敵が見えないタイプは『ランダムエンカウント』と分類される。
■エミュレーター
1つのコンピューターシステムのプログラムを別のコンピューターシステムでも使用できるようにすること。
■オープンワールド
画面の切り替えがなく、広大なフィールドで遊ぶゲームの事を指す。
か行
■カウンター
反撃する事。主に攻撃を受けた際に、攻撃し返す際に用いる。
■課金
ゲーム内でリアルマネーで買い物する事。現代ではリアルマネーでゲーム内通貨を購入する事が大半。
■解像度
画像の精細さを示す値。高いほど画像の荒さが目立たなくなる。主に家庭用ゲーム機で重要視される項目。
■拡張ディスク
元のゲームに新要素を追加したパッケージ。アプデと違いパッケージを購入する必要がある。主にネットゲームはこのスタイルを取る。
■ガチャ
近年登場した用語。ゲーム内のキャラクターやアイテムを入手する為に行うシステムの事。ゲームによっては『ガシャ』と呼ぶ事もあるが、基本はガチャと呼ばれる事が多い。
■カメラワーク
ゲーム内の視点の動きを指す。調整できるゲームは、自分好みのカメラワークで遊ぶ事ができる。
■神ゲー
神に値するほど面白いゲームの事。最近では、なんでもかんでも神ゲーと表現してしまう傾向。
■カルト
熱狂的な信者
■ギミック
『仕掛け』の事。ゲーム内の難易度調整の為に行われる事が多い。
■キャラゲー
アニメや漫画とタイアップしたゲームの事。
■キラータイトル
発売するゲーム機に大きく影響を与えるタイトル。
■クエスト
ゲーム内で頼みごとをされる事。
■クソゲー
クソに値するゲームの事。意外とクソゲーほど心に残りやすい。
■クロスレビュー
ファミ通で行われているゲーム評価の事。10点満点で評価しており、昔は購入の有無に大きな影響を与えた。しかし近年では、大人の事情が評価に影響を及ぼしている事もあり、「ファミ通で10点w」とネタにされる事がある。
■ゲーマー
ゲームを好きな人。
■ゲームオブザイヤー
その年に最も優れたゲームを讃える称号。
■攻略本
ゲームの攻略をまとめた本。ネットの普及により、近年では売上は激減。
■コスパ
コストパフォーマンスの略。価格と価値を対比させた度合いの事。ゲーム以外でも使われる事が多い。
■コマンド
選択。ドラクエのような選択肢から選んだ項目で戦うシステムを『コマンドバトル』と表現する。
■コンシューマー
家庭用ゲーム機の事。CSと略すこともある。
■コンプガチャ
コンプリートガチャの略。特定のアイテムをコンプリートする事で、別のアイテムを入手できるシステム。現在は禁止されている。
■コンボ
技を繋げていくこと。主に格闘ゲームやアクションゲームで使われる。
さ行
■サブイベント
本編から逸れたイベント。ゲームクリアに必須ではないが、ストーリーの補填・強アイテムが入手できたりする事がある。
■サブスクリプション
定額料金で一定期間遊べるサービスのこと。現在では『月額サービス』『月額課金』と言われることが多いが、本来はFF11のようなMMOを楽しむための月額サービスの事を指す。
■サードパーティ
ゲーム機メーカー(任天堂・SONY)以外の、ゲーム会社を指す。
■シームレス
繋ぎ目のない状態のこと。ゲームでは『戦闘時に画面が切り替わらない』こと。エンカウントの対義語にあたる。
■ショートカット
近道を使う際に用いる。マリオカートのようなレースゲームで使われる事が多い。
■初動
初週の販売数を表す際に用いる。
■初動型
初動の多くの販売数を叩き出すが、二週目以降の売上は激減するタイプ。じわ売れと反対の意味で用いられる。
■じわ売れ
何週にも渡り売れていくタイプ。任天堂のタイトルに多くみられる。中には何年も売れ続けるタイトルも存在する。
■処理落ち
プログラムの処理が間に合わず、画面がカクカクする現象。
■シングルプレイ
1人で遊ぶ事。
■スキップ
飛ばす事。ストーリーやムービーを飛ばす際に用いる。
■スコアアタック
点数を競うこと。
■スタッフロール
開発に携わった人達が紹介される事。ゲームではエンディングに流れることが多い。
■スタミナ制
時間経過で得ることができる『スタミナ』を使い遊ぶゲーム。主にスマホゲームでよくみかけるシステム。スタミナ回復を早める課金が目的のシステムである。
■スペック
総合的な能力が表現する際に用いる。
■すれ違い通信
無線機能がついたゲーム機同士がすれ違う事で、情報のやり取りができるシステム。
■セーブ
ゲームデータを保存すること。
■ソーシャルゲーム
通称:ソシャゲ。ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)をプラットフォームにしたオンラインゲームの総称。
た行
■ターン制
自分と相手が交互に行うこと。主にRPGで交互に戦う際に用いる。
■DLC
ダウンロードコンテンツ。追加データをダウンロードで入手できる。
■TPS
三人称のシューティングゲーム。
■縦マルチ
同一タイトルを世代の違うハード機で発売する事。(例:PS4とPS3)
■体験版
ゲームの一部だけを遊べるお試し版。近年ではダウンロードし遊ぶことができる。
■タワーディフェンス
対象物を守るのが目的のゲーム。比較的最近のジャンルである。
■チャプター
区切り。ストーリーの区切りの際に『チャプター○○』というふうに使われる。
■チュートリアル
最初にゲーム内で、ゲームの説明を行うこと。近年、説明書がなくなった事でチュートリアルの重要性が増している。
■ツール
何かをつくる為に必要な開発ソフト。
■テクスチァ
3Dモデルの表面質感を表現するために貼り付ける画像。
■デバイス
コンピューターやシステムに接続する装置。スマホやプリンタ・マウスなどが該当する。
■デベロッパー
開発担当の会社のこと。販売する会社は『パブリッシャー』という。
■ドット
点。点を集めて表現したゲームを『ドットゲーム』という。
■トレイラー
予告編。予告動画として流される。
な行
■ナンバリング
タイトルに数字がついた続編。ドラクエ2などが該当する。しかし『○○外伝』といったタイトルは該当しない。
■ノベルゲーム
文字を読んで楽しむゲーム。分岐点で選択肢が出てくるが、基本は読むだけ。スーパファミコンで『弟切草』がきっけかけで流行したジャンル。
は行
■ハード
ハードフェア。ゲームではゲーム機本体の事を指す。
■ハードメーカー
ファーストパーティとも言うが、ゲーム機を出している会社の事。任天堂やSONYが該当する。
■PvP
プレイヤー対プレイヤー。対人戦を表す。
■PvE
プレイヤー対エネミー。対コンピューター戦を表す。
■バグ
不都合。
■バトロワ
バトルロワイヤル。大人数のユーザーが戦い、最後の1人になるまで戦うゲーム。
■パブリッシャー
販売を担当する会社。開発担当の会社はデベロッパーという。
■ヒット&アウェイ
「攻撃→下がる」の戦法。昔の格闘ゲームの影響でゲーム業界でも使われるようになった。基本的には相手に良い顔されない行為。
■VR
バーチャルリアリティ。360度映像の世界。現実のような環境を作り出した世界。
■フリーズ
画面が固まる現象。
■フレームレート
単位時間辺りにいくつのコマ処理がされるのか、という値。単位はfps。
■βテスト
開発中のゲームをユーザーに遊んでもらいテストする事。
■ホーミング
自動で飛んでいく機能。おもにシューティングゲームで用いられる。
■ポリゴン
三角形の集合体。
■放置系
プレイしなくても、放置するだけで進行していくゲーム
ま行
■マルチエンディング
複数のエンディングが用意されていること。ノベルゲームが先駆けと言われている。
■マルチプラットフォーム
同タイトルが複数のゲーム機で発売されること。略してマルチと言われることが多い。
■マルチプレイ
複数人で遊ぶこと。
■ムービー
動画・映像。ストーリーを表現する際に用いられる。
■メタ
ヤマをはる、対策。カードゲームでよく使われる言葉。
■モーション
動作・行動。
■モデリング
3Dグラフィックにおいて形状を作成すること。
や行
■UI/ユーザーインターフェイス
情報の表示・出力の役割を担う部分。UIが優秀なゲームはストレスを感じにくい傾向にある。
■洋ゲー
欧米のゲームの総称。一時期『メリケン』と言われる事があったが、現在は洋ゲーと言われることが多い。
■横スクロール
画面が横にスクロールしていくゲーム。縦にスクロールしていくのは縦スクロールという。
ら行
■ライトユーザー
軽くゲームを楽しんでいる人。
■ラスボス
最後のボス。
■リソース
資源・物資。ゲームでは「リソースが足りません」と表現される。
■リマスター
過去の作品を、現在の技術で改良すること。
■レスポンス
反応。ボタンを押した時や画面にタッチしたときの反応。ゲームにおいて重要な部分。
■ローカライズ
海外のソフトを日本語にすること。基本は海外のゲームをローカライズしてから日本で発売する。
■ロード
データの読み込み。これが長いとストレスになる。
■ロンチタイトル
新ゲーム機の発売と同時に発売されるタイトル。
わ行
■和ゲー
日本産のゲーム。