『日々アイテムの備蓄を行い、大型イベントで解放する』
アイヒロではこのような遊び方が一般的です。特に古参のユーザーは『備蓄ゲー』として向き合ってきた方が多いと思います。
このような遊び方をする理由は、イベントを完走する事ができ多くの報酬を得る事ができるからです。
しかしこの1年ほどの間でイベント内容が変わり始め、備蓄の在り方に疑問を抱く声をいただきました。
今回はそんな『アイテムの備蓄』について思考していきます。
Contents
備蓄アイテム
まずは備蓄していくアイテムの確認を行なっていきます。
『重要アイテム』と『必要アイテム』として振り分けしています。
重要アイテム
①高級召喚巻物
②預言者オーブ
③ダイヤモンド
上記3つは、備蓄していくアイテムの中でも重要性の高いものとなります。特に①と②の備蓄期間は長く、課金状況にもよりますが半年〜1年の期間が必要になります。
必要アイテム
①コイン&キラコイン
②英雄の破片
③魂石コイン
④煌き聖物
⑤その他
こちらのアイテムは必要に応じて解放していくアイテムです。重要アイテムほど必要性は高くありませんが、無課金や微課金でも比較的容易に貯めることができるのが特徴です(一部を除く)。
備蓄について思考
それでは備蓄について召喚クエストを例にして思考していきます。
これまでは、大型イベントで光闇の強英雄が実装された時に解放するのが一般的でした。実装と同時に強キャラをE3、E5にできるのが備蓄の強みで、しばらくはその英雄を中心に最前線で戦うことが可能でした。
しかし召喚関連も変わりを見せ始め、もっとシビアに向き合っていくことが必要になってきています。
・転生パレス
・天井機能
・毎月新英雄実装
・召喚以外での新英雄獲得
以前と違うのは上記4点。
『ガチャゲー』になり成り下がった印象ですが、やはり召喚関連は売上に大きく関係するのでこのような集金体制に変化していったものと推測されます。
その中で私たちは「どうように備蓄し向き合っていったら良いのか?」を考えるのが今回の論点になります。
①今までと変わらない備蓄方法
様々な誘惑に負けず、今まで通り大型イベントに備えていく方法です。
ガルーダやシャーロックといった必須英雄が時には実装されますが、4色陣営は羽やイベント報酬で何とかなると割り切っていきます。
転生パレスを活用すれば、以前よりも4色陣営の召喚クエストは意味のあるものになりましたが、光闇英雄を実装直後に使えるメリットには勝てません。
■問題点
4周年イベントで実装されたラッセルの獲得方法が今後どう影響していくかが問題点として挙げられます。
新英雄は召喚クエストの対象になり実質天井的な役割を果たしていたので、巻物の備蓄は新英雄獲得に意味があるものでした。しかしラッセルのような獲得方法になってくると話は変わってきます。
全く関係ないとは言いませんが、巻物の備蓄はそれほど意味を成さず、大型イベントに向けた備蓄の有効性が薄れてしまった感は否めません。
今後もこのような獲得方法を定期的に開催していくのならば、大型イベントでの巻物解放は考え直す必要があります。
②転生パレスを活用した備蓄に切り替える
大型イベントでの恩恵が受けにくくなってくるのであれば、転生パレスの活用も視野に入れなければなりません。召喚クエストは4色陣営が中心になってしまいますが『結晶』の入手は非常に価値があるものです。
4周年の内容と比較してみます。
召喚クエスト対象はドレイクでした。壊れほどではなく、周年イベントにしては物足りない感じでした。
対して「結晶」は安定した活用が可能で厳選して英雄を選ぶ事ができます。もちろん課金前提という条件がありますが、今回の周年イベントと比較してどちらがお得か明白でしょう。
あくまで結果論になるので参考になりませんが、今後もこのような可能性があるという認識を持たなければなりません。
そのために転生パレスを活用した備蓄方法というのも選択肢の一つに入れた方が良いでしょう。
備蓄だけでは対応できない状況
次に備蓄だけでは対応できなくなってきている状況について思考していきます。
今回は預言者クエストを例に話していきたいと思います。
預言者クエストは売上に大きく貢献するコンテンツで、大型イベントで対象になることが多いイベントです。大型イベントでは+αの報酬が貰える事が多く、通常よりもお得感があります。
しかしこの+αが曲者で集金要素の1つとなっています。
去年のブラックフライデーを例に挙げてみる
預言者クエストと連動したイベントになっており+αにあたる部分です。
イベント詳細はこちらの記事に書いていますが、預言者関連のイベントを全て達成しても半分程度の+αしか入手できない内容でした。
メインである上位報酬を受け取るには、預言者関連をすべて達成した上で数万円の課金が必要だったのです。
半分でも追加報酬が貰えるので通常よりはお得ですが、この程度の報酬ならば大型イベント以外でも貰うことができる内容です。
つまり、大型イベントでは+αの報酬が課金ありきの設定ならば、別に大型イベントまで備蓄しておく必要はないのではないか?という疑問が生まれます。
そもそも完走まで備蓄する目的は「最大まで報酬を得るため」です。
最大まで報酬を得る事ができないならば備蓄の必要性は薄れてしまい、モチベーションの低下にも繋がります。
こちらも結果論になるので今後の参考にはなりませんが、大型イベントに向けて備蓄する事が100%正解ではない事を証明した事実でもあります。
今後の備蓄・解放タイミングについて
環境の変化は常にユーザーを惑わせます。その変化は時に楽しく、時に不快に感じることでしょう。特にアイヒロは何ヶ月もかけて備蓄していく訳ですから、より良い方向で解放していきたいと思いますよね。
私も必死こいて貯めたアイテムを無駄にしたくはありません。
そうならない為にイベントの際は慎重に参加を検討しています。大型イベントだからと言って必ずしもお得とは限らないからです。
幸い毎週イベント記事を書いているので、過去との比較がしやすい環境にあります。だいたいの価値を出して比べ、お得であれば参加するようにしています。
その中で私が最低限抑えてる部分を紹介していくので参考にしてください。
解放タイミング
・ブラックフライデー
・年末年始
・旧正月
・周年イベント
重要アイテムの解放ポイントは年4回程度。特に上記の大型イベントは注目しています。
しかし必ず大型イベントで解放している訳ではありません。その都度イベント内容に応じて参加を検討しています。
コインなどの必要アイテムの消費は、できるだけ+α報酬がある時に参加が鉄則。
備蓄について
参加の有無にかかわらず、大型イベントまでに完走分のアイテムを貯められるように調整しています。
今回の記事では備蓄の在り方について思考していますが、現時点では今まで通り大型イベントに向けて備蓄しています。
当たり外れがあるにせよ、やはり最低限の備蓄を確保しておかないと大型イベントで取りこぼしが発生するからです。
今後に向けて
課金の有無でその方向性は変化すると考えます。
例えば、先ほど召喚クエストを例にして思考しましたが、無課金ならば今まで通り備蓄して大型イベントで解放が鉄則だと思います。そこにハズレが含まれてもです。
しかし課金勢の方は転生パレスを利用した方がお得になる可能性がある。という状況です。
どちらが正解かは結果でしか判断できないので、一概にこうしようと言えませんが、すべては運営のさじ加減。
それを見極めることが重要で、それをしくじると大きな後悔が生まれます。
どちらにせよ、まずは備蓄する事から始め、あとは解放するタイミングを自身で見極める流れですね。
最後に
今回の記事は読者様から要望を元に作成しました。
記事を書くにあたって色々と考えていた訳ですが、結局最後にたどり着くのは『お金』なんです。すべてお金が絡んでユーザーが窮屈になっていく状況が生まれています。
仕方がないとは言え、廃課金者とライトユーザーとの差が広まる一方で、課金しないと強くなる権利すら奪われていっているように感じました。
「対等に」とは言わないものの一矢報いる程度のバランス調整はしてもらいたいと思いました。何年遊んでも手が届かないイベント・・そんなゲームをライトユーザーが長く遊んでくれるとも思いませんしね。
それでは長くなりましたが今回はこの辺で。
※このように記事にしてほしい要望などがありましたら遠慮なくメッセージやTwitterでお問い合わせ下さい。