【idle Heroes-放置育成RPG】
通称『アイヒロ』で親しまれる放置系ゲーム。世界的に人気があり多くのユーザーに愛されている。
まもなくサービス開始から4年を迎えようとしているアイヒロですが、最近は元気がなく過疎化が止まりません。
理由は様々あり、筆者は以前に下記の記事で『改善点』を思考しています。
さて、そんな衰退期を迎えているアイヒロですが、このまま終わっていいのでしょうか?衰退しているとはいえ、多くのゲームがアイヒロに似た『パクリゲーム』を発売するほど、アイヒロは良く出来たゲームです。
筆者個人もアイヒロには相当楽しませて頂きました。放置ゲームの楽しさ・育成の楽しさ・戦略を考える楽しさなど、多くの『楽しさ』を学ぶことができました。その楽しさを知ってもらうために普及活動も頑張ってきました。
そんなアイヒロが終わってしまう様を、このまま見ているのは耐える事ができません。
という訳で、今回の記事は『衰退しているアイヒロを救おうじゃないか』。そんな記事になっています。
現状のアイヒロ
まずは現状のアイヒロを知ってもらいたい。そして売上から過疎化・衰退化の原因を探っていきます。
売上(予測)
年月 | 売上予測 | 平均順位 |
2020/12 | 未 | |
2020/11 | 未 | |
2020/10 | 未 | |
2020/09 | 未 | |
2020/08 | 未 | |
2020/07 | 未 | |
2020/06 | 未 | |
2020/05 | 未 | |
2020/04 | 未 | |
2020/03 | 5.093万 | 425位 |
2020/02 | 7.580万 | 314位 |
2020/01 | 1.25億 | 253位 |
(2020年3月までの国内売上予測)
やはりゲーム内の状況に比例して、売上は右肩下がりの傾向になっています。年始のイベントを終えた後から、売上は低迷しています。
ここで注目なのが、『課金誘導を激しくしても売上が低迷している』という事。
この手のゲームは一部廃課金プレイヤーに支えられていると言っても過言ではありません。どんな金額を要求しても課金してくれるユーザーがいるからこそ成り立っているのです。
最近ではアイヒロも厳しいのか『露骨な課金誘導』が増えてきました。以前ほどのアクティブユーザーはいれば、相当多くの売上が期待できるはずです。
しかし実際は『売上は低迷している』状態なのです。
つまりは、「残り少ないユーザーから強引に搾り取っている」そんな状態と見て取れるのです。
次に過去2年間の売上予測を見てもらいたい。
月 | 2019年 | 2018年 |
12月 | 1.37億 | 5.088万 |
11月 | 1.24億 | 9.420万 |
10月 | 1.45億 | 7.509万 |
09月 | 1.31億 | 9.595万 |
08月 | 1.17億 | 6.081万 |
07月 | 8.793万 | 8.608万 |
06月 | 7.234万 | 1.26億 |
05月 | 1.196万 | 1.26億 |
04月 | 2.592万 | 1.28億 |
03月 | 1.424万 | 1.34億 |
02月 | 5.945万 | 1.54億 |
01月 | 2.383万 | 1.19億 |
合計 | 9.50億 | 12.49億 |
(2019・2018年の国内売上予想)
年々売上が低下しているのが目につきます。特に、2018年7月頃から売上が落ち始めています。しかし2019年6月頃から、売上は回復しています。
なぜ、売上が回復したのか?理由は明確です。
『課金誘導が激しくなったから』
・新キャラの実装が早くなった(毎月実装)
・カード系の販売が増えた
・イベントクリアに課金が必要
・E5の実装
上記の他にもありますが、以前に比べ露骨に課金を促すイベントが増えたのが売上アップの原因でしょう。
しかし、そんな事をしていては長くは続かないのは当たり前。一部の廃課金ユーザーが頑張ってくれますが、微課金・無課金ユーザーが離れていってしまうのは至極当然の結果です。
微課金・無課金ユーザーが減ると、廃課金ユーザーは『俺つえー!!』ができない訳です。そうなれば、廃課金のユーザーは課金する意味を失ってしまいます。すると廃課金ユーザーも離れてしまう訳です。
まさしく悪循環。今年に入ってからの過疎化が納得できます。
もちろん運営も商売ですから、課金を促すのは悪い事ではありますん。ただ、それに対する調整は必須でしょう。それを怠っていては、『集金モードに入ったな』『もうそろそろ終わりかな?』と思ってしまうのです。
と、アイヒロの現状はこんな感じになります。
※ちなみに売上予測ですが『ランク圏外の日があるのでデータは不完全』です。実際とは異なる場合があるのでご了承ください。
どうすればアイヒロを救えるのか?
現状を把握して頂いたと思うので、次は『どうすればアイヒロを救えるのか?』を思考していきます。
①課金をしない
【重要性:】
どんなえげつない課金誘導を行っても、ユーザーが課金をすれば運営は調子に乗ります。この流れを断ち切る事ができません。もちろん課金するユーザーが減少すれば『サービス終了の危機』を迎えるのですが、この状況を素直に受け入れるのも良くありません。
運営に危機感を抱かせるには手っ取り早い方法でしょう。
ちなみに、大雑把ではありますが国内の過疎状況でも「若干の利益」は出ている状態です。しかし、これ以上低迷すると『赤字状態』になります。そうなると国内だけサービス終了の危機を迎えます。
②運営に訴える
【重要性:】
海外産のゲームなので、ユーザー数の少ない日本が訴えても効果は期待できません。しかし決して無駄ではありません。皆が声を大にして「ダメなものはダメ」と訴える事ができれば、現状を打破できる可能性はあります。
幸い、今の時代は『SNS』という素晴らしいツールがある訳で、声を届けるのはそれほど難しい事ではありません。
③辞める・引退する
【重要性:】
運営にとって「ユーザー数の減少」は一番ダメージが大きいです。ユーザー数さえ維持できれば、あの手この手の手段で課金させる事が可能ですが、ユーザーがいなければ「再度ユーザーの獲得」から始めないといけないので、相当ダメージが大きいのです。
もちろん好きなゲームを簡単に辞める事はできませんし、辞める必要もない訳ですが、運営を変えるにはこれくらいの荒技が必要なのです。
ちなみに筆者は、メイン以外のサブはすべて辞めています。サブもそれなりに課金をしていますが、心を鬼にしてプレイを中断しています(「飽きただけ」とも言う)。
結局救えるのか?
結論から申し上げると『不可能に近い』と考えます。
今回の記事を執筆していて改めて思いましたが、この状況を打破するのは相当難しいなと感じました。肝心の運営が、この危機的状況の中で「ヒーロー伝記」という誰も望んでいないコンテンツに力を入れている時点で何も分かっていないなと思います。
「ただ可能性はゼロではない。しかし動かなければ可能性はゼロだ!!」
筆者はそう考えます。こうして発信する事で、僅かでも少しでも可能性が広がるなら、これからも筆者は発信し続けていこうと思います。
アイヒロを救える日まで。再度アイヒロが輝く日まで。
最後に
①課金しない
②運営に訴える
③辞める・引退する
私は3つの強行手段で運営に訴えて行こうと思います。それがアイヒロを救う唯一の手段と思っているので。例え救えないとしても、好きなゲームへの恩返しだと考え発信していきます。
それでは今回はこの辺で。
※この記事はエイプリールフールに執筆(自己防衛)