ガンホーのスマホゲーム売上ランキング
スマホゲーム企業の大手『ガンホー・オンライン・エンターテイメント』。パズドラを筆頭にスマホゲーム業界を牽引する業界の大手企業です。
スマホゲームブームの立役者と言っても過言ではない功績を残したガンホーですが、パズドラだけではなく様々なゲームを世に残してきました。
今回の記事では、そんなガンホーのスマホゲームを、売上ランキング形式で紹介していきます。
Contents
2020年度 売上ランキング
1位 パズル&ドランゴンズ
【解説】
当然1位はパズドラです。2012年にリリースされて以降、常に業界を牽引する作品。昨年2019年の売上予測は約800億。リリースから8年が経過しても安定した売上を誇ります。ちなみに、パズドラと連動した『パズドラバトル(旧・パズドラレーダー)』の売上はそれほど高くありませんが、本編売上の底上げを行なっています。
2位 ラグナロク マスターズ
【解説】
2位はラグナロク マスターズ。ガンホーと言えばパズドラのイメージが強いですが、元々はラグナロクで知名度を上げた会社です。そんなラグナロクが2位という結果になりました。固定ファンの定着により堅調な売上です。
3位 サモンズボード
【解説】
3位はサモンズボード。年々売上は下がっていますが、コアなファンに支えられ3位という結果になりました。かつてはパズドラに続き高い売上を誇っていた作品ですが、様々なトラブルにより人気は低迷し現在に至ります。もう伸び代がないゲームなので今後に期待できない状況です。
4位 妖怪ウォッチワールド
【解説】
4位は妖怪ウォッチワールド。リリースから泣かず飛ばずで継続していましたが、最近は徐々に売上低下しています。ゲーム自体がダメという訳ではなく、妖怪ウォッチ自体の人気が低迷している事が原因と思われます。
5位 TEPPEN
【解説】
5位はTEPPEN。CAPCOMと共同開発された作品。リリース直後は高い売上でしたが、数ヶ月で失速。現在は低迷しています。CAPCOMの版権を使って今の売上では厳しい状況でしょう。
6位 ケリ姫スイーツ
【解説】
6位はケリ姫スイーツ。7年を超える長期運営されている作品。かつては堅調な売上を維持していましたが、ここ数年は低迷しています。ただ、維持費はあまり掛かっていない状態なので、少ない売上ながらも利益は出ていると予想されます。
7位 クロノマギア
【解説】
リリース当初は「パズドラのプロデューサーが手がけた作品」として大きな注目を集めました。漫画の連載など様々なメディアを利用し盛り上げましたが、結果として全く人気が出ず現在に至ります。ただし、パズドラではコラボキャラとして売上に貢献した部分があるので、その辺は考慮してあげたい。
※クロノマギアに関しては、あまりにも人気がないため売上の集計がとれません。おそらく赤字状態と思われます。
最後に
ガンホーはそれほど多くの作品をリリースしていないので、7位までという結果になりました。長期運営の作品が多いので、売上が低迷傾向でも黒字の作品が多いです。
その中で、クロノマギア・TEPPENはどうしようもない状況です。
クロノマギアはスタートダッシュから失敗し、大々的な広告で莫大な広告費が掛かっており、その後も浮上する事なく現在に至ります。おそらく今だにペイできていない状況と思われます。
TEPPENはスタートダッシュに成功しただけに残念な状況です。一度離れたユーザーを戻せるほどの面白さはないので、今後はさらに厳しくなっていくと予想されます。さらにCAPCOMが絡んでいるので、かなりの維持費が必要と思われます。どういった契約か不明ですが、赤字に近い状態と思われます。
しかし、人気が出なくても長い間運営してくれるガンホーは評価したい。遊んでくれているユーザーへの敬意を感じます。
すべてはパズドラの売上があってこそですが。
それでは、2020年度版ガンホー売上ランキングは以上になります。