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【ソシャゲ】確率操作は日常茶飯事?【確率の闇】

昔は確率表記の義務はなく、ソシャゲの闇は相当深いものがありました。もちろん、そんな闇が続くとトラブルが発生するのは必然で、様々なゲームで炎上が起きました。

そして『確率表記が義務化』された訳ですが、だからと言ってクリーンになる訳もなく、今度は確率の闇が見えてきました。

今回の記事では、そんなソシャゲの確率について紹介していきます。

はじめに

【確率】
確率とは、偶然起こる現象の、現象全てに対する割合の事。

はじめに確率についてお話ししておきましょう。

確率というものは非常に厄介でどうとでも転びます。良くも悪くも転ぶ可能性を秘めており、試行回数が少ないほど偏りがみられます。

もちろん試行回数を重ねると確率は収束します。しかし、ソシャゲで収束するほどの試行回数を重ねるのは実質不可能です。収束は『確率の分母が大きくなるほど膨大な数になる』ので、ガチャのような試行回数を重ねにくいものは収束に辿り着けないのです。

確率の闇

先ほど説明した通り、ソシャゲで確率の収束を求めるのは実質不可能です。じゃあ「確率範囲内の出来事だから闇なんてないのでは?」と思いますか?

確率の理解がある人ならばそう思えるかもしれませんが、多くのユーザーは確率に対してそこまで強く理解をしていません。そして、それを利用して『確率の操作』を行うゲーム会社が存在しているのが現状です。

例えば、グリーの『アナザーエデン』というゲームでガチャの当たりを操作するプラグラムが組み込まれた事があります。

組み込まれていたプログラム。
●10連ガチャの結果が特定の条件を満たしていた場合再抽選を行う
具体的には「同じキャラ(同一ID)が4体以上含まれる場合」「最高レアのキャラが4体以上含まれる場合」に再抽選が行われていた。要するに、本来はランダムで行われる抽選が、当たりを歪めるプログラムが導入されていた。という事です。

※ちなみにグリーは「本ゲームの全期間のガチャの提供割合を調査したところ、ゲーム内の表示通りの提供割合と統計的に考えており、景表法上違反しているものではない」と否定しています。

このように、確率以外の『何か』が動いているのは事実であり、ソシャゲの闇は相当深いと考えられます。

もちろんすべてのゲームが「何かを行なっている」とは言いません。そういったゲーム会社も存在すると言う事です。

信じられないゲーム会社

確率は良くも悪くも転びます。不正を行っていないゲームでも悪く転ぶと「インチキだ!!」と感じてします事もあるでしょう。一部不正を行っているゲーム会社のせいで、健全なゲーム会社もそういう目で見られてしまう事もあるでしょう。

では、私たちは何を基準にゲームを選べばいいのでしょう?見えない確率に対してどう向き合っていけば良いのでしょう?

注意したい項目

①過去に不正を行ってないか
②経営状況
③集金に走っていないか
④運営する国
⑤サービス終了の危険がある

私が主に危険と感じるのは上記の項目。

①過去に不正を行っていないか
過去に不正を行った会社は要注意。そもそも、そういう運営方針なのは間違いないので信用は微塵もできません。

②経営状況
経営状況が悪い会社も気をつけたい。信用あるゲームでも、お金がないと終了です。あの手この手と生き残りをかけ手を打ってきます。そこで不正を働くと言い切れませんが、可能性は高まります。

③集金に走っていないか
②番と通じるところがありますが、集金に走っていると危険です。稼ぎ頭のガチャの操作で一儲けしてくる可能性があります。

④運営する国
日本と海外では文化が違います。日本ではありえない事が、海外では普通の事だったりします。まず信用しない事から始めましょう。

⑤サービス終了の危機がある
末期状態のゲームは超要注意です。最後の悪あがきが起こるかも。1番信用できない状態です。

リスク回避

見えない確率に対し私たちはどうすれば良いのでしょう。実は簡単で、私たちにできる事は3つだけ。紹介していきます。

①課金をしない
②信用に値するゲームだけ遊ぶ
③不信感が強くなれば辞める

上記の3つだけを徹底すれば良いのです。

①課金をしない
俗に言う『無課金』で遊びます。確率操作などの不正行為があったとしてもリアルマネーの被害は発生しません。あまりにも不信感が強くなれば辞めればいいだけです。

②信用に値するゲームだけで遊ぶ
例え『不正などの裏切り行為があっても許せる』ぐらい信用できるゲームなら、思いきって遊んでください。本当に許せるならね。

③不信感が強くなれば辞める
これば1番有効的。相手からすれば、ユーザーの離脱が一番ダメージが大きい。そもそもストレスを感じながら遊ぶゲームなんて面白くないですし。

要するに無課金で遊び、不信感が強くなったら辞めればいいのです。「それができたら苦労しない」という声が聞こえてきそうですが(笑)

最後に

『見えないがゆえに何をしているかわからない』そんな不安を抱いてしまう業界はどうかしています。業界全体に闇を感じるなんて異常事態です。ガチャという魔物は本当に厄介ですね。

テレビゲーム全盛期にはそんな不安など微塵もなかったのですが、本当に世知辛い世の中になったものです。

もっと遊びやすい業界になる事を願います。