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なずスマホゲームに課金するのか?その心理を解説します!!

課金する心理

スマホゲームを遊ばない人からすれば「どうしてスマホゲームに課金するのだろう?」と疑問に思うのは当然かと思います。手元に残らないデータにお金を払う事に、理解を示せないのは仕方ない事でしょう。

ーー「もったいない」
ーー「バカだなぁ」

そんな意見が多い事はスマホゲームユーザーは理解しています。

では、なぜ課金してしまうのか?そこには課金する人それぞれに様々な理由が存在します。今回はそんな課金をしてしまう人の理由・心理を解説していきます。

なぜ課金するのか?その心理は?

大まかに分けると下記の3つに分類されます。

①娯楽
②優越感
③劣等感

①娯楽

ゲームは本来娯楽の一種。「遊ぶ・楽しむ」そんな事を目的として始めます。

テレビゲーム・携帯ゲーム・PCゲームなどは、この段階で娯楽に対する対価を支払います(お金を支払い購入する)。売り切り系のスマホゲームも同様です。

一方スマホゲームは基本プレイ無料が多い為、この段階では対価を支払いません。ゲーム内にある課金要素で対価を支払います。

もちろん無料で遊び続ける事は可能ですが、ゲーム会社も無料で提供し続ける事は不可能なので、対価を支払ってもらうために、あらゆる手段を行います。

ユーザーは『対価を支払う価値があるゲームか?』見定めます。

そこで価値のあるゲームと判断した場合に、対価として課金を行うのです。

②優越感

スマホゲームにおいて一番気持ちの良い瞬間が『優越感』になります

ーー「おれ強い」
ーー「おれすげー」
ーー「有名人だ」

そんな優越感に浸るために課金を行うユーザーが多数います。その過程として下記のような課金を行なっていきます。

・時間を買う
・課金で他人と差をつける
・強力なアイテムを買う

人それぞれの理由があって課金を行いますが、意見として多く聞かれるのが上記のような理由です。

■時間を買う
スマホゲームはやり込み要素が豊富で、社会人には不利な部分が多いです。その不足した時間をお金で買うという意見が多く聞かれます。

■課金で他人と差をつける
他人と同じでは優越感に浸ることができません。差をつけるために様々な課金アイテムに手をつけます。そんな中、課金者同士でも差をつけたい猛者は「廃課金」とよばれる重課金者になっていきます。

■強力なアイテムを買う
「他人と差をつける」の一部ではありますが、中には数万円するようなアイテムを購入する事もあります。持っているだけで優越感に浸れるようなレアアイテムになります。

③劣等感

一度課金し優越感を覚えてしまうと、誰かに負けたり、レアなアイテムを持っていないと『負けた気分』にってしまい劣等感に襲われます。それが嫌で課金したり、そういった事が屈辱で課金してしまう事があります。

こうなってくると、本来娯楽であるゲームが楽しめない状況になっている可能性大

まわりから『無駄遣い』『もったいない』と思われるのは、この劣等感から生まれる行動が大きな原因と予想されます。



課金を正当化する傾向

非課金者から批判的な意見を受ける側の課金者ですが、その返答として課金者は『課金を正当化する』傾向にあります。

もちろん課金は悪ではありません。

好きな事にお金を使うことを他人にとやかく言われる筋合いもありませんし、対価としてお金を使っている訳ですから、経済に貢献しているとも言えます。

しかし、なぜか課金者は『課金を恥ずべき事』『人に大きな声で言えない』という認識の方が多いようです。

ーー彼女・彼氏・嫁・旦那に課金しているって言えない
ーー親に課金しているって言えない
ーー会社で課金しているって言えない
ーー数万円使っていても「たまに少し使っている程度だよ」と嘘をつく

などなど、負い目や恥を感じているようです。

 

では話を戻しますが、課金者はそんな課金に対し何かを言われると、正当化してしまう傾向にあります。間違った事をしていないのに、なぜか負い目や恥を感じ、自身の行動を正当化しようとするのです。

ーー「時間買っているだけだし」
ーー「俺の金だし、迷惑かけてないし」
ーー「無理のない課金だし」
ーー「課金者がいるから無課金が遊べてるし感謝しろ」

すべて正論です。間違っていません。ですが、正当化する必要がないのも事実です。例えば、日用品を買って「なんで買ったの?」って聞かれたとします。

ーー「俺がこの商品を買っているから、この会社は食えている」

なんて言いますか?まず言わないでしょう。「欲しかったから」「必要だから」って普通に答えるでしょう。

購入したものを正当化する必要なんてないのです。しかし、なぜか課金に対しては敏感に反応してしまい正当化してしまう傾向にあるのです。

課金者の心理として、やはりそこに『負い目や恥』があると思えてしまいます。

(※すべての課金者がこういう訳ではありません)

最後に

スマホゲームは娯楽です。

対価として課金しているのであって、批判も肯定も必要ない事だと考えます。

ただスマホゲームは依存度が高いです。娯楽の域を超えた課金も見られます。だから余計に非課金者から批判的な意見が生まれるかもしれません。

各々、娯楽して楽しんでいけば課金に対する批判的な意見がなくなるかもしれませんね。